父の話 その63

1ヶ月ほど前に
叔父伯母夫婦が父のところに
面会に来てくれました。
叔父伯母
会うのは去年の金婚式以来…
横になってることが多くても
面会にくる1週間前まで
普通に会話出来てたのに…
施設で父と話す
言葉が出にくくなって
車椅子に座っているのも
長時間は辛い感じになっていました。
一人で座っているのが少し辛い
叔父さんも認知症があって
癌が進行していることは
何度も伯母さんが伝えてくれていたけれど
忘れてしまってて…
父の様子を見て
泣いていました
叔父さんが泣く
祖母は父に対してキツイかった人で
祖母にキツく当たられる父
私から見てもあからさまに
叔父さんの方を可愛がってる感じで…
父は叔父さんに対して
ずっとコンプレックスがありました。
大人になっても、
子供の頃のことを思い出して
急に叔父さんに対して怒り出すこともありました。
叔父と喧嘩する父
叔父さんが悪いわけでもないんだけど…
だけどその叔父さんの口から
「僕はいつも口ばっかりで…
なんでも出来る兄さんが
憧れだった」
泣く叔父さん
…って…
何も返事は返せずに困った表情をしてたけど
そう言ってもらえて
嬉しかったんじゃないかな…
胸につかえてるものって
いつかは溶けて流れてくものなのかも。
そのあとも毎週様子を見に行ってるけれど
ほんとに少しずつ機能が落ちていっていて
今はほとんど、うつらうつら、
寝てるような感じ…
(とにかく眠いんだって…)
痛みも全然ないらしく
ものすごく穏やかな表情をしています
穏やかな表情で寝てる父
何かいい夢でも見てるのかな