サラを送る その2
2025.11.15
サラが亡くなった翌朝、
眠っているように見えるサラを
そっと触ってみたけど
冷たいままだった

見た目はすぐに起きてきて
ニャーニャー言いそうなのにね。
何かわからないけど
サラに「いつも通りにね」って
言われてるような気がして
どうぶつ病院に
次の予約のキャンセルの
電話をし

少し仕事をしてから
お花とサラの大好きだった
鮭を買いに行きました。

お花屋さん、
少しオマケしてくれました。
家に帰って
サラのまわりを花で
いっぱいにしました

葬儀は家の近くまできてくれて
個別に火葬してもらえて、
お骨拾いも出来るのをお願いしました

白いお布団もつけてもらいました
お昼ごろ、葬儀屋さんから
連絡があったので
サラを抱っこして
車の止まってるところまで移動

駐車場で葬儀屋さんが
待ってくれていました

車で火葬してもらうので
台の上にサラを寝かせて
箱に詰めてた花も飾って
買ってきた鮭もお供え

火葬時用のかわいい腕輪と
首輪をつけてもらって
お焼香
もうお別れなんだと思うと
涙が止まらない

焼かれてしまうのは
すごく嫌だったけど
仕方がない…
車は特殊な作りになってるのか
煙は出ないらしいんだけど
嘘みたいにピカピカに晴れた青空に
ゆらゆら揺れる陽炎が見えて
サラが空に
登っていってるような
気がしました

火葬が終わって、
お骨を拾う時、
葬儀屋さんが
「お骨がとっても綺麗に、
しっかり残っていますね。
大事にされた証拠ですよ」

って、言ってくれたのが
嬉しかったな。
そして、お供えした鮭は
綺麗に骨だけが残っていて
サラが食べていったみたい

鮭が1番大好きだったからね。
具体が悪くなってから
鮭は禁止だったけど
お腹いっぱい食べられたかな。
サラのお骨は
骨壷と小さい瓶に分けて入れて
瓶の方は娘が持って帰ることに。
お骨は父と兄の写真の隣に
置きました

火葬前に取ってもらった足形とサラの毛も一緒に
夜には娘が東京に帰るので
駅まで送っていきました。
誰も居ない家に帰ると変な感じで。
ひどく疲れてたけど
夜はなかなか寝付けなかったです。


Comment
いつの日も別れは辛いものです
やさしく丁寧に送ってもらえて本人も
安心して逝くことが出来たと思います
しばらくは心にぽっかりと大きな穴が
空いたような感じだと思います
これから寒くなるのでご自愛を忘れずに
サラちゃんのご冥福をお祈りいたします
いつもコメントいただきありがとうございます!
嬉しい気持ちで読ませていただいてます。
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