サラを送る その1

「このまま、まだまだ
続いていくんだと思ってた」
の続きです

「もうサラがここに居ない」
赤ずきん

そう思った後のことは
なんだかよく覚えていなくて。

娘がサラの胸のあたりを
確認してくれたけれど
猫の心臓が動いているか確認する

サラの心臓は
もう動いてなかった
首を横に振る

その後は何か
もやがかかった感じで
頭が真っ白

今から振り返ると、多分、
感情にフタがされてたんだろうなって
思います。

「ママさんには、
多分、無理やろうって
思ったから
何かあった時のことを
調べといた」
スマホを持つ

送る方法とか、この後のこと、
いくつか提案してくれました。

サラを預けてしまうのでなく
ちゃんとお別れできるとこに
連絡してもらいました。

「今からでも
行けますってことやけど
どうする?」
スマホを持つ

と、言われましたが

え!あまりにも
急すぎるお別れ…
驚く赤ずきん

心の準備が出来ていない…

そう、思ったので
翌日の午前中に
お願いすることにしました

火葬まで
大事なサラの身体を
綺麗に残しておきたかったので
どうすればいいかを
教えてもらいました。

身体の大きさにあった箱に入れて
保冷剤を詰めて冷やす
特にお腹とアゴはしっかり冷やして
水に濡らさなように
猫を火葬する前日

ということでした。

サラの身体のサイズにあった
箱がなかったので
プラダンボールで箱を作成。

底に保冷際を敷き詰めて、
お腹とアゴにも保冷剤を当てて
上から毛布をかけました。
猫を寝かせる

サラがウチに来て1番最初に落ち着いた場所、
押入れの奥に敷いてあったもの

寝かせておく場所は
いつも寝ていた押入れが
いいかな、と思ったけれど

少し暗くて寂しい気がしたので

いつも日向ぼっこしてた
観葉植物の近くにしました
いつもの日向ぼこの場所に

夜は私も娘も
サラの近くで寝ました。

朝、目が覚めたら
遮光カーテンの隙間から
朝日が刺してて

植物たちがサラを
守ってくれているような
悼んでくれるような気が
しました
植物たちも猫を悼んでくれてるみたい

サラを送る その2 へ

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Comment

  1. azami より:

    涙で字が読めません。10年が経過しても、ペットロスが心に食い込んでいます。でも、思い出が10年過ぎても色褪せないってありがたいことなのですね。

  2. ぴらこ より:

    こんなに大事にしてもらえて
    きっと天国から感謝の気持ちをもって
    見守ってくれてると思います。

    • 土偶のどっ子 より:

      サラちゃんの御冥福をお祈りします。
      父と兄を見送った時のことを思い出して涙が溢れてきました。
      人間も猫も同じ家族ですね。

  3. はへほ より:

    どのくらい時間経過しているかわからないけど、時間が経つほどに寂しくなりますね。
    別れはあっけないものですね。
    チビズキンちゃんが頼もしい。ワタシがブログ見始めた頃は高校生で受験勉強していたような気がします。それがここまで頼もしくなってくれるなんてね。時が経つのは早いですね。

  4. ららぽ より:

    涙が溢れでてきました。
    お嬢さんが、しっかりしてて心強いですね。
    サラさん、さようなら、ありがとう。

  5. maki より:

    最後の観葉植物のイラスト、生命が宿っているようでとても良いですね。
    安心して眠れそうな場所。

  6. みち より:

    さらさんのご冥福をお祈りします。
    チビずきんさん、頼りがいがありますね。

  7. ケンジ より:

    悲しむ間もないほどいろんなことをやらないといけなんですね・・・
    むしろそれはそれで心が壊れずに済むのかもしれませんね。

  8. やよい より:

    うちは長女が飼っていたウサギが突然死した時には、火葬車に来て焼いてもらいました。
    小さな骨壺に入っています。
    飼っていたペットは家族同然。
    居て当然と思っていたからお気持ちはわかります。
    日常生活が戻るまで時間が掛かるけど、
    サラさんのご冥福をお祈り致します。

  9. lamer-88 より:

    お嬢さんしっかりしていらっしゃる。
    助かりますね。
    AKAZUKINさん大丈夫ですか?
    サラさんの事も大事ですが、ご自分の事も考えてご自愛ください。

  10. ちびずきんちゃんがとても頼もしい。
    よかったですね、一人の時でなくて…。

    こういう時にそばに誰かがいるのは、
    全然違うのです。

  11. Ouna より:

    サラさん、植物たちに守られて……。
    安らかに永遠の眠りにつきましたね。(=^・^=)

  12. 雪人 より:

    サラちゃん😢
    赤ずきんさん
    謹んでお悔み申し上げますm(__)m
    サラちゃん安らかに
    お眠りくださいm(__)m

  13. サラちゃんが虹の橋に渡ってしまった事が残念でなりません。
    さっきまで息をしていた子が急に心臓も動いてない事、受け入れ難いですね。

    サラちゃんとのお別れの時間・・・
    その一つひとつの選択と、丁寧な手当てに、
    Akazukinさんと娘さんの深い愛情がにじんでいますね。

    急なお別れはできませんよね。翌日にのばすのは分かります。
    保冷剤で何とかサラちゃんの身を守ったんですね。
    うちでは、マリモちゃんの葬儀は火葬までにゆとりがあり、おかげでゆっくり別れができました。

    大切な存在との別れは、心が追いつかないものですよね。
    でも、お嬢さんがそっと寄り添ってくれて、
    お見送りできる方法を探してくれたことは心強いですね。
    お嬢さんも頼もしくなったんですね。

    押入れの奥、日向ぼっこの場所、観葉植物のそば。
    サラちゃんが安心して過ごしていた場所に、そっと身体を寝かせてあげるという選択が、愛情を感じます。

    植物たちが朝日に包まれてサラちゃんを見守っているような描写に、
    静かな祈りのようなものを感じます🌿

    夜、御嬢さんと二人で、サラちゃんのそばで添い寝したんですね。
    サラちゃんにとってはきっと幸せな“最後の夜”だったと思います。

  14. めりー より:

    サラちゃんの御冥福をお祈りします
    母のことを重ねて読ませてもらっています
    もしかしたら
    私の母ともう出会ってるのかも?!なんて
    想像しました
    母の歩く前を シレッと横切ってあるくサラちゃん☆

  15. 鳥天 より:

    最後のお世話、悲しいよね。
    もっともっと撫でで抱っこしたいって切望した

  16. lamer-88 より:

    皆さんに見送られてサラちゃん幸せ。

いつもコメントいただきありがとうございます!
嬉しい気持ちで読ませていただいてます。
すぐコメントが反映されない時場合がありますが後ほど表示されるようになります。

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