どうぶつ病院へ点滴の返却と挨拶に行く
2025.12.6
サラを送ったあとに思ったことの
続きです。
サラを送った後、
いろいろやらなくちゃいけないことは
あるけど
どれもすぐには出来なくて。
だけど、まずは
予約のキャンセルの電話を入れてから、
それっきりになってるどうぶつ病院に

点滴の返却に
行ってきました。

医療機器なので病院に返却して
処分してもらわないといけないのです
いつものどうぶつ病院への
道だけど

サラのキャリーがないのが
変な感じ…
だけど、なぜか
前をサラが
歩いてるような気もする

時々振り返って

「今日は痛い注射ないねー」とか
言いながら。
どうぶつ病院に着いたら、
受付で点滴一式を返却

ずっと通ってたのに
突然、来なくなって、
点滴を返却するってことは、
もうそういうことだって
受付の人はわかってるので…
ちょっとだけ
待っててください!

って、奥に引っ込んだあと
戻ってきたら
「これ、良かったらどうぞ!」

って、サラの写真を
綺麗にプリントしたのを
持ってきてくれました。
これって、初めて、
このどうぶつ病院に来た時に
撮ったもので
診察券に使ってる写真!

サラ、少し不安げな顔してる
「何かないかなって思ったけど
これぐらいしか
思いつかなくて」

わざわざプリントアウト
してくれたみたい!
気持ちが嬉しいのと
写真が懐かしいのとで
もう泣きそう…
ちょうど午前の診療が終わる頃だったので
診察室に入れてもらえて
お世話になった先生に
ちゃんとお礼も言えました

「サラちゃんと
初めて来られた時のこと、
覚えてますよ!」

ええ!だいぶ前だし
たくさん患者さんがいるのに…
「病気があるシニアの猫を
引き取ってくれる人は
なかなかいないので」

そうだった、トライアルの時から
腎臓はあまり良くなくって
身体も細いから長生きできないって
言われたんだった…
「この状態だと多分、
他では引き取り手は
ないと思う」って言われて
「それなら絶対ウチで
引き取らなくちゃ!」

って、娘も私も思ったんだった。
「でも、もうちょっと長く
一緒に居たかったよね…」

そうなんです!その通り
すると、それまで、ふんわり何かに
包まれてた気持ちが
わっと浮上してきてしまって
涙が止まらなく
なってしまった

先生、困ってたんじゃないかな
でも、やっと気持ちに
フタをしないで
自分に正直になれたような
気がしました。
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