父の話 その53
2018.5.5
父の容態は伯母にも連絡しているのですが
父の誕生日が近かったので
手紙とお菓子を送ってくれました。
手紙とお菓子を送ってくれました。
…先週末にお届けに行ってきましたよ…
「伯母さん、誕生日プレゼントを
送ってくれたよー」
送ってくれたよー」
「ひとつ、どうぞ」
お裾分け、いただきました。
手紙は、父の体を心配してくれてることと
会いに行きたいけれど
叔父さんと遠出が難しいって内容で…
会いに行きたいけれど
叔父さんと遠出が難しいって内容で…
「弟の具合が悪いって書いてるけど
どんな状態なのか、書いてない」
どんな状態なのか、書いてない」
新しい記憶は定着しないんだけど
たまにこんなするどいことを言うのです…
たまにこんなするどいことを言うのです…
叔父さん、認知症がかなり進んでいて
父よりももっと難しい状況なのです。
父よりももっと難しい状況なのです。
でも、そう言ったら、
多分、悲しむよね、と思ったので
多分、悲しむよね、と思ったので
「そうやね、
手紙には書いてないねー」
手紙には書いてないねー」
って、返事しておきました。
送ってもらったカステラ。
ひとつ開けて
またもうひとつ新しいのを開けてたので
またもうひとつ新しいのを開けてたので
「先に開けたの、置いといたら
乾いて美味しくなくなるよー」
乾いて美味しくなくなるよー」
って、声かけたら
「一緒に食べようかと思って」
って、言うので
え?2個同時に?って思ったら…
え?2個同時に?って思ったら…
「はい、どうぞ!」
だって…
「一緒に」って、
そっちの「一緒に」やったんや…
そっちの「一緒に」やったんや…
「私の分、開けてくれたん?
ありがとー」
ありがとー」
って、言ったけど
なんで、開けてくれたんやろう…
なんで、開けてくれたんやろう…
小さい頃の私とごっちゃになったんかな…
Comment
いろんな説がありますが、自分の記憶はどうなるのかなぁ~? Blog続けていれば、なんとかつながっていくのかなぁ~?なんてね・・・。(笑)
弟さんのこともまだ分かるし
ゆっくりと記憶がぼやけてるのかな。
ゆっくり時間が過ぎていくといいですね。
おとうさんのこういうところに、毎回涙です。
うう、お父さんの優しさがグッとくる…
一緒に食べたかったんですね。
男前なところや優しいところを見れたりすると娘でも嬉しいですね。
自分にも間もなく来るのかなこんな状態がと思うと長生きはしたくないような気分になりますね。
いつもお付き合いいただきありがとうございます。
脳出血で救急搬送された時は、もう言葉はあまり出てこないのかな、と
思いましたが、以前ほど多くはないものの、会話はできるぐらいに回復しました。
新しい記憶は脳に定着しないけど、昔のことは覚えてたりするので
祖母・祖父の話を訊いてみたり、娘の話をしてみたり・・・
叔父さんの心配はありますが、伯母が近況を手紙でお知らせしてくれたのは
嬉しかったようで、伯母から何を送ったらいいか相談のメールが来たときに
手紙が一番嬉しいと思うって返事してよかったな、と思いました。
いつもコメントいただきありがとうございます!
嬉しい気持ちで読ませていただいてます。
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