父の話 その66
サービス付き高齢者住宅で暮らしてる
父ですが「来年はない」と主治医に言われつつも
無事に年を越すことができました。
父ですが「来年はない」と主治医に言われつつも
無事に年を越すことができました。
最近はほどんと寝ていて
訪ねて行っても、一言、二言話せるかどうか…

訪ねて行っても、一言、二言話せるかどうか…

苦しそうとか全然なくて気持ち良さそうに寝ています
会話なしで帰ることもあります。
父の話 その63
1ヶ月ほど前に
叔父伯母夫婦が父のところに
面会に来てくれました。

叔父伯母夫婦が父のところに
面会に来てくれました。

会うのは去年の金婚式以来…
横になってることが多くても
面会にくる1週間前まで
普通に会話出来てたのに…

面会にくる1週間前まで
普通に会話出来てたのに…

言葉が出にくくなって
車椅子に座っているのも
長時間は辛い感じになっていました。

車椅子に座っているのも
長時間は辛い感じになっていました。

叔父さんも認知症があって
癌が進行していることは
何度も伯母さんが伝えてくれていたけれど
忘れてしまってて…
癌が進行していることは
何度も伯母さんが伝えてくれていたけれど
忘れてしまってて…
父の様子を見て
泣いていました

泣いていました

祖母は父に対してキツイかった人で


私から見てもあからさまに
叔父さんの方を可愛がってる感じで…
叔父さんの方を可愛がってる感じで…
父は叔父さんに対して
ずっとコンプレックスがありました。
ずっとコンプレックスがありました。
大人になっても、
子供の頃のことを思い出して
急に叔父さんに対して怒り出すこともありました。

子供の頃のことを思い出して
急に叔父さんに対して怒り出すこともありました。

叔父さんが悪いわけでもないんだけど…
だけどその叔父さんの口から
「僕はいつも口ばっかりで…
なんでも出来る兄さんが
憧れだった」

なんでも出来る兄さんが
憧れだった」

…って…
何も返事は返せずに困った表情をしてたけど
そう言ってもらえて
嬉しかったんじゃないかな…
そう言ってもらえて
嬉しかったんじゃないかな…
胸につかえてるものって
いつかは溶けて流れてくものなのかも。
いつかは溶けて流れてくものなのかも。
そのあとも毎週様子を見に行ってるけれど
ほんとに少しずつ機能が落ちていっていて
ほんとに少しずつ機能が落ちていっていて
今はほとんど、うつらうつら、
寝てるような感じ…
(とにかく眠いんだって…)
寝てるような感じ…
(とにかく眠いんだって…)
痛みも全然ないらしく
ものすごく穏やかな表情をしています


何かいい夢でも見てるのかな
父の話 その61
横になってることが多いけれど
調子が良ければベッドに座ってテレビを観てたり…

調子が良ければベッドに座ってテレビを観てたり…

父の話 その57
2週間ほど前、施設に訪ねていった時に
急に容態が変わっていた父ですが
急に容態が変わっていた父ですが
先週末に様子を見に行った時には
意識もしっかりしてるし
声もちゃんと出るように戻っていました。
意識もしっかりしてるし
声もちゃんと出るように戻っていました。
「来たよー。調子どうー?」


意識もしっかりしてるし
声もちゃんと出るようなっていて
状態に波があるなーと思っていたのですが…
声もちゃんと出るようなっていて
状態に波があるなーと思っていたのですが…
父の話 その55
「予約の時間、ギリギリ〜」

