父の話 その51

前記事の続きです
先生に「誰が来たかわかるー?」ときかれ、
初めてゆっくりと
「長女です」
病院にて
って、声が出た。

よかった、まだ私のことも覚えてくれてる。
エレベータの中に居たこと、全然覚えてないらしく
一時的に意識を失ってたのだと思う、
ということでした。
特に処置や検査もなく
帰れることになったのですが、
「帰るよー」
車椅子を押す
って言うと、しばらくして
「…どこに?」
不安げな父
「いつもお相撲観てた部屋やでー。
お相撲、好きやろー?」
赤ずきん
って言っても
返事がないし
不安げな様子のまま
不安げな父
ほんとに、このままでいいのかな…
翌日、施設付きの先生の往診があったので
同席してほしいと言われ、施設へ
他にも少し気がかりなこともあるので
ちゃんと検査したほうがいいとのことでした。
往診の先生と話す
先生に紹介状を書いてもらって
検査してもらうことになったのですが
診療の科目のある日に私が同行できないので
施設のスタッフさんに同行していただくことになり
先生とは出先で電話でお話
先生と電話で話す
5mmほどの脳出血があったとのこと。
たった5mmでもあんなに変わっちゃうんやね…
後は様子をみるしかないんだけど
経過を見るために一泊入院することになりました。

Comment

  1. ぴーすけ君 より:

    赤ずきんさんも お父さんも
    目に見えない不安で 心ゆれゆれですね。

  2. hanamura より:

    「ブラックジャックによろしく」と、ブッ飛ばして!
    お医者様の倫理観(これは不穏当?)感覚と、私みたいな知識の無いというか、情緒不安定なパンピーとの間には「コーディネーター」様が存在(居て)してくれると「良い」と、ラジオのコーナーで聴きました。
    大船(おおぶね=行政機関)への相談は、牛乳よりカルシウム不足を安定させる。(最後の方意味不明です。スミマセン!)

  3. maki より:

    帰る場所が分からないのは不安でしょうねー
    記憶が曖昧なのは怖いよなぁ。。

  4. 馬爺 より:

    おはようございます。
    お父さん心配ですね、脳内出血があると呆けるんですね、私も気を付けないとと思いますね、我が家は二人の娘とも忙しい仕事ですからね、家内がいる時はいいですがね。

  5. froro より:

    いまの、うちの状況と似ています。
    お身体の痛みとか、つらさが お見受けしないのが良かったですね^^
    ikukoさん、私もこの数年の 母の辿って来たいろーんなこと
    心の教科書にちゃんと置いておこうって思います。
    忘れないように

    あの手、この手で色んなコトはやってきますよね、次々と
    私たちももし 長生きしたら順番に だものね

    優しい笑顔と、スキンシップ大事❤
    お父さんに沢山、触れてくださいね

    『まだらbo ke』って云われる、状態もあるし また変わって、良くなることもあるし。
    そのままの姿のお父さん 私も今も、すごく憶えてて愛おしいです。
    娘から観る、父親の弱った姿って 
    母親に対する見る目と違うんですよね、異性だからかなあ?
    ikukoさんがいてくれて良かったですね。
    ごめんね、だらだら書いちゃって

    やっと咲き始めたうちの桜なのに バイバイして、
    またこれからパパとこに向かい、しばらく東京で居ます(つ-^)ごめんねお花たち………
    富士吉田の忠霊塔もいま、満開チョイ、過ぎで
    散る花びらいっぱい 舞っていて
    すごーーく綺麗ですよ

  6. IKUKO より:

    いつもお付き合いいただき本当にありがとうございます。

    どこに居るかわからないのって、本当不安だと思うんですよね・・・わからない場所に連れていかれるのも。

    それが原因で暴れる人も居るって聞きますが、怖いよね・・って想像します。
    (対応する周りの人たちも辛いと思う・・・)
    ウチの父の場合はそのままの状況を受け入れてくれるので、そこは助かってますが、これが一人暮らしとかだと悪い人に騙されたりとか、そういう問題に発展していく場合もあるのかな、とも思います。

    でも認知症でだんだんわからなくなっていくのって「死への恐怖」もないっていうのをどこかで読んで、ある意味、死を乗り越える(受け入れる?)ための人間の防衛反応なのかな、と思ったりもしました。

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